ゴムボールを作っている機械

ゴムボールはこんな機械でつくります。

ゴムボールをつくる会社はうちくらいやから、機械もすごーくマニアックやねん!
故障したときはそりゃあたいへんでっせ!
でも自分で直すけどな。
カスタマイズを何十年も繰り返してきたから、すっかりオリジナルの機械になってもーたな。

 
 

練り機

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仕入れたゴムに柔軟剤、色量などを加え、練ります。
すごく大きな機械です。音も大きいです。

裁断機

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この機械で、練ったゴムをボール一個分の大きさに切り落とします。
一個分といっても、これを二枚つなぎ合わせるんですけどね。

加工機

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二枚のゴム板をくっつける機械です。
ゴムとゴムの間に特殊な薬品を入れ、袋状に加工します。

成型機

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たこ焼き機のような機械です。このなかに「餅」を入れ熱を加えると、中の薬品が反応し膨張します。ボールがふっくら焼きあがったよう!
左が野球ボールで右がテニスボールです。

仕上げ機

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半球同士が接合している部分や、表面全体を磨いていきます。
時間をかければかけるほど、薄いボールに仕上がります。
おもちゃのボールなら厚さ2.4mmくらい。ソフトテニスの公式試合球なら、1.9mmくらいまで薄く削ります。